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【殿堂入り】亀山ダムで最強に釣れる虫ルアーは「活虫」イケチュウだって伝えたい

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イケチュウ水面

活虫 ike-chu イケチュウ

この記事のまとめ

数ある虫ルアー最強だと思ってるのが「活虫」イケチュウ。もう10年以上前にジャッカルから発売されたエラストマーボディの虫ルアー、活虫イケチュウのオススメポイントとマル秘チューンを公開します。参考になれば幸いです。

新しい虫ルアーがたくさんリリースされてますが、長く残ってる虫ルアーってあんまり無いですよね。活虫はリリースされてから10年以上!このルアーが持つ魔力を魅せられたアングラーとバスが多い証。

私もその1人です。

[st-kaiwa1 r]水面に浮かせるだけでバスが食ってくるルアーってめちゃくちゃ凄い事だと思うんですけど、ヤバくないです?[/st-kaiwa1]

他にも多数の虫ルアーがあるし、これじゃないと釣れない!なんてことはないのですが、過去の釣果からこのルアー以外を使ってると「今のカバー、活虫イケチュウなら釣れたんじゃ?」なんて後悔するほど溺愛してまして。コレ以外の虫ルアーにはなかなか手が出ません。(沈む虫は私的には別ジャンルなんで、違うルアーも使ってますけどね!)

店員さん情報によると残念ながら廃盤になった模様・・・。店頭在庫にあるのみ。なかなか手に入らないブツになってしまいました。

BUGDOG

活虫と入れ替わるように上位互換のようなルアー、BUGDOG(バグドッグ)が2019年にリリース

少し脱線しますが、このルアー・・・

キャストして着水するまで羽がブブブブブってまるで本物の虫が飛んでるような音が鳴ります!

音でも誘うリアルさ…

水中にいるバスに聞こえてるのか定かではありませんが、キャストしてるこっちはテンション爆あがり↑羽が持つポテンシャルに可能性を感じてたので、これはこれで研究しがいがあります。長くなるのでまた別の機会に。

目次

活虫イケチュウってこんなルアー

こだわりつくした仕様でユーザビリティ高い

最近では野良ネズミなどに採用され、結構当たり前に使われてるエラストマー素材を使った虫ルアー。ワーム素材と違い、エラストマー素材は柔らかい上に強度があり、虫ルアーやビックベイトのテールなどに使われてます。

この活虫イケチュウはエラストマー100%ではなく、厳密に言うと、発泡浮力体を中空のエラストマーで包んで、これまた中空のラバーを刺して形成。かなり手のこんだ作りになってます。また、ボディが必ず上を向くように浮力体にウェイトまで入ってるという、いたれりつくせり仕様。

最近の虫パターンといえば、モスや三原虫など沈む虫や吊るしで使うスモラバが良く紹介されてますよね。

でもこの活虫イケチュウは沈まないし、オフセットフックが使えないので正直カバーで使うのには向いてませんが、水面に浮かせてほっといたら釣れるという王道の虫ルアーです。

基本スペック

活虫パッケージ

ややレトロなパッケージデザイン。

2つで約1,000円と単価はそこそこしますが、ありあまる強度でワーム素材の虫ルアーとは一線を画す耐久性。

本当にボロボロになるまで使えます。

また、必ずボディが上を向くようになるように入れられたウェイトは、飛距離をも生み出します。一粒で2度美味しい。

単価が高い=コスパ悪いと安直に判断すると実際は損してるかも?

Name Length Weight Quantity Price
活虫イケチュウ 30mm 2.2g 2本 910円〜

イチオシカラー

活虫アメリカシロヒトリ

浮力体をエラストマーにて包まれたボディは、二層カラーによる艶かしさもあり、私のお気に入りカラーはアメリカシロヒトリ。ピンクでもいいんですが、白い虫が私の中で鉄板カラーなので、このカラーを推します。

なぜ、白がお気に入りかというと・・・

オープンウォーターでの使用はなく、オーバーハングの下へスキッピングか岩盤に「壁ドン」、複合カバーで吊るしにて使用してます。私の中で薄暗いオーバーハングにいるベイトのイメージはカナブンやセミではなく、。オーバーハングの下に潜んでそうな「蛾」です。どんくさい蛾が水面に落ちてしまった。という妄想。

安直ではありますが、蛾=白っぽいと捉えてます。

あとはコレでばっか釣ってるので、なかなか他のカラーへ浮気しにくい。

陽の光が入りにくいオーバーハングでの視認性の良さも白がお気に入りの理由の1つ。

水面をうごめく姿は「虫」

見た目がリアルな虫ルアーは数あれど、うまく表現できず恐縮ですが、活虫イケチュウは絶妙な表面張力がリアルなんです!

足をイミテートしてるラバーなんですが、これ普通のラバージグで使われてるようなラバーはなく、ストローみたいな中空になったラバー。

空気が入った状態で水面を漂わせる瀕死の虫を演出。水流、ラインテンションなど僅かな力でに反応する自発的アクション。

たたずまいがリアル。

活虫イケチュウおすすめ使い方

ちょうちん(吊るし)

パワーフィネスほどハードカバーでは難しいんですが、亀山でもっとも多く使うのはこの使い方です。

満水の時は実力不足でなかなかキャストができませんが、30cm〜80cmくらいの減水時にめちゃくちゃポテンシャルを発揮します

何か引っかかるものがあれば、そこに引っかけて水面をちょぽちょぽ×長めに

反応がなければ、放置

見切られにくいので、何度かキャストし直しても良いです。←ラインを水につけないのがキモです

突然、ボフッとくるバイトは一度体験したらやめられないです。

ルアー違いますが、こんな感じ

ブラインドアプローチだけでなく、サイトフィッシングにも有効

オーバーハングの下でぼーっと浮いてるバスの視界に入るようにスーッと落としてちょぽちょぽさせたり、回遊してるバスを見かけたら進行方向へ先回りしてカバーでちょうちんで待ち構える方法に有効です。

何もしない

何もしないとは言葉の通り放置。

キャストしてラインも張らずにダルダル状態で何もせず、待つだけ

活虫放置

オーバーハングが無い、満水などちょうちんができる場所がない時は放置で誘います。ウソっぽいメゾットですが、野尻湖や桧原湖のスモールマウス、虫パターンでは定番メゾットとして広く使われてます

さすがに亀山バスはなかなか騙しにくいですが、ささ濁りがあるタイミングや、プレッシャーがかかってないタイミングではまだまだ有効です。

ちょんちょん動かしながら虫を演出してあげると簡単に食いあげてきます。

ヘビーダウンショット

トーナメントがエコ限定になってからは聞かなくなりましたが、浮くルアーをダウンショットで使うテクニック

レッグワームのように食わせの誘い方ではなく、リアクションでの誘い方です。

私も見よう見真似でやってますので、これが正解か?と言われるとアレなんですが、、、なんてったって釣りは自由ですし!

こんな感じにサスペンドさせてシェイクシェイクシェイク

ボトムでちょうちんやる感じです。見えたり、隠れたりでバスが寄ってきます。

超イレギュラーな使い方なんで、最初はちょうちん吊りをマスターすれば、きっといい結果が出るはずですよ。

活虫イケチュウが活躍する時期

5月末〜11月くらいがメインながらも虫パターンなのかカエルパターンなのか分かりませんが、年中釣れなくもないのがトップウォーターの魅力でもあり不思議なところ

ただ大多数のバスは梅雨前から秋にかけて、虫をベイトとする必要ので、よほどこだわりがない場合を除いては5月末〜11月くらいで良いかと思います。

デメリット

エラストマー溶ける

なんといっても収納に難アリ。

ワーム素材と一緒に収納すると溶解してしまいます。少しでも融解するともうそのルアーは使えなくなります。エラストマールアー専用のボックスが必要です

ちょっとでも触れると溶ける!というものでもなく、釣りしてる最中や使ったあとにワームボックスに入れてもって帰るくらいの間なら問題なくごった煮が可能。このちょっと間というのが、曲者でコレのせいで良くボックス丸ごとダメにしてます

[st-kaiwa6]それって完全に自分のせいじゃん[/st-kaiwa6]

[st-kaiwa8 r]大渋滞に巻き込まれて、くったくたに疲れて帰宅し、翌日は仕事って状況じゃタックル整理はリームー[/st-kaiwa8]

前回の釣行でタックルBOXに混ぜた事なんて覚えるわけもなく、さて準備しますか!と張り切ってBOX開けたら大惨事は萎えます。そうならないために、まずは気をつける・ちゃんと専用のタックルボックスを用意することで防げますので、几帳面な皆さんなら問題なく運用できるかと思います。

活虫イケチュウをさらにリアル虫へチューン

羽をつけるとバイトが増える?

イケチュウをよりリアルな虫にしようと思うと思いつくのが羽ですよね。

効果あるかないかと言えば、あるで間違いないでしょう。

少しめんどくさいですが、ちょっとひと手間加えるだけでチャンス増えるならやっちゃいますよね。

私のイケチュウボックスがこちら


[st-kaiwa6]これ絶対に家の中に単独でおかないでね[/st-kaiwa6]
[st-kaiwa1 r]自分で作ってても気持ち悪いです。[/st-kaiwa1]

ただし、羽をつけると飛距離が落ちてしまうので注意が必要です。

フェザーチューン

活虫フェザーチューン
[st-kaiwa1 r]これリアル蛾っぽいでしょ?[/st-kaiwa1]

フライフィッシングでは毛針いわゆる虫を擬似であったり、フックの存在をカモフラージュするトレブルフックにも良く使われてるフェザーを羽にするチューン。

やり方は極めて簡単

羽をちぎって刺す

以上!

アロンアルファで固定はしてません。溶けたら怖いんで、、、使って良いものなんでしょうか?知ってる人がいれば教えて欲しい。

ウレタン系強力接着剤 PANDO(パンドー) なんかが良いのか?

固定のコツはなるべく深く刺すのと、骨?っぽい部分が太いやつは切り込みを入れてカエシっぽくしてぶっさします。

ギルバイトがエグく、すぐにボロボロになるんで改善の余地はありますが、私の脳ではこれが限界…。

とても簡単なんでオススメです!

フェザーマテリアル

コンビニチューン

こっちチューンはさらに簡単。

コンビニの袋を切って通すだけ!のビニールの羽。別にコンビニ袋じゃなくてもOKです。

活虫ビニール

現地でもできるのでオススメです。

羽の大きさや形はハサミでカットして調整可能です。

こだわりをお持ちの方は、ビニールも店によって色や厚み、手触りが全く違うのでコレだ!というビニールを探してみて下さい。

[st-kaiwa3 r]この記事用に久しぶりに作ったら羽ちょっと小さかった[/st-kaiwa3]

イケチュー以外でも使えるのでお試しアレ!

活虫とアイバ虫

イケチュウ豆知識

フックの種類

適度なゲイプがある方がフッキングが良い気がしてます。クセとか相性の問題など人によって差はるらかもしれませんが、私のオススメはデコイのボディガード ワーム107 #3です。ネコリグ用に買ったんですが、ちょっとフィーリングに合わなかったので虫で使ってみたらいい感じでしたんで、このまま使ってます。

頭の部分にフックをつけるんですが、フッキングを良くしつつ、カバーに引っかかりにくいものはどれか?を追求してゆくうちに、このフックにたどり着きました

このフックのいいところはガードの強さが絶妙なんです。

[st-kaiwa1 r]ガード付きフックとうたいながらやたらと引っかかるモノがありますが、これは適度の強度もあるので使いやすいです。[/st-kaiwa1]
[st-kaiwa4]下手なだけなんじゃ[/st-kaiwa4]
[st-kaiwa8 r]クセとか相性の問題・・・きっと[/st-kaiwa8]

フックは鼻というかアタマの空洞部分から脳天に貫いてセットしてます。ボロボロになったら、アタマの下からぶっ刺します

最後のまとめ

飛距離、食わせ能力、フッキング、強度など非常に完成度が高いルアー。

個人的にこれを超える虫ルアーはないと思ってます。

そして何より、亀山ダムでの初バスがこのイケチュウなんです!今でも鮮明に覚えてます。単純なのでその日からずっと一軍ルアー。

一軍ルアーとして使い続けてる私が自信を持ってオススメするルアー、活虫イケチュウ。

その時の活虫はメモリアルルアーの一つとして、殿堂入りしてます。

亀山ダム 活虫

なかなか売ってないので、釣具店にあるのを見かけたらリアクションバイト!

思い入れが強すぎて、長文となってしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

以上、カメヤマン(@kameyamasen)でした!

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